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第1回 JCAHPCセミナー

JCAHPC(最先端共同HPC基盤施設,Joint Center for Advanced High Performance Computing)は,国内最大級(ピーク性能25PFLOPS)のOakforest-PACSシステム(OFP,Intel Xeon Phi 7250(Knights Landing, KNL)8,208ノード)を本年12月1日から全系運用を開始予定です。

このたびは,米国Intel社から二人の研究者をお招きして,Intel Xeon Phi/KNLを含む最新の技術動向についてご講演をお願いいたします。

本セミナーは東大本郷キャンパスで開催されますが,同柏キャンパス,筑波大学計算科学研究センターにも配信いたしますので,リモートで聴講することも可能です。

開催概要

日時:2016年9月30日(金)10:00-12:50

会場(東京会場):東京大学情報基盤センター(浅野)遠隔会議室(4F)
   http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_13_01_j.html

遠隔配信(柏会場):東京大学柏キャンパス第2総合研究棟3F会議室(315会議室2)
   http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam03_10_01_j.html

遠隔配信(つくば会場):筑波大学計算科学研究センター ワークショップ室
   http://www.tsukuba.ac.jp/access/gmap/gmap.php?i=116030

プログラム

* 講演は全て英語で行われます。但し,日本語での質問は可能です。

10:00-10:15Welcome & Introduction
“Long and Winding Road towards Oakforest-PACS (OFP)”
Kengo Nakajima (Information Technology Center, the University of Tokyo)
10:15-11:30Invited Talk (1)
“Intel(R) Xeon Phi(TM) processor: Overview, Experiences, and Optimizations”
Lawrence Meadows (Intel)
11:45-12:45Invited Talk (2)
“Latest News for ICC Vectorizer (improvements in ICC16.0 and 17.0)”
Hideki Saito (Intel)
12:45-12:50Closing

JCAHPCについて

2013年3月,筑波大学と東京大学で締結された「計算科学・工学及びその推進のための計算機科学・工学の発展に資するための連携・協力推進に関する協定」に基づき,筑波大学計算科学研究センターと東京大学情報基盤センターは,「最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC: Joint Center for Advanced High Performance Computing)」を設置しました。JCAHPCは東大情報基盤センタースーパーコンピュータシステム柏拠点(東大柏キャンパス)に両機関の教職員が中心となり設計するスーパーコンピュータシステムを設置し,最先端の大規模高性能計算基盤を構築・運営するための組織です。既にアナウンスされているように,JCAHPCでは本年12月1日よりOakforest-PACSシステム(OFP)の運用を開始します。OFPはIntel Xeon Phi 7250(Knights Landing, KNL)を8,208ノードを搭載し,ピーク性能は25 PFLOPS,運用開始時点で国内最大・最速のシステムとなるものと考えられます。

両センターは本施設を連携・協力して運営することにより,最先端の計算科学を推進し,我が国の学術及び科学技術の振興に寄与していく所存です。 その一環として,国内外の研究者による「JCAHPCセミナー」を開催していく予定です。

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