12月2日、東京大学情報基盤センター(センター長:中村宏)と筑波大学計算科学研究センター(センター長:梅村雅之)が共同運営する「最先端共同HPC基盤施設」(JCAHPC:Joint Center for Advanced High Performance Computing、施設長:中村宏)において、日本最高性能に認定されたスーパーコンピュータ Oakforest-PACS の運用開始記念式典が、設置場所である柏キャンパスで開催されました。式典には、文部科学省研究振興局長・小松弥生氏を始め多くの来賓、東京大学 五神総長、筑波大学 永田学長、及び開発に携わった多くの関係者が列席し、日本最高性能のスーパーコンピュータ運用開始を祝いました。
中村宏施設長は式辞で、「スーパーコンピュータに対するニーズの高まりに対し、世界と肩を並べる計算能力を持ったマシンを運用することにより、共同研究や人材育成の現場において、より一層の社会貢献を行いたい。」と決意を述べられました。
今後、Oakforest-PACS は2017年3月末までの試験運用プログラムによる利用を経て、2017年4月より各種共同利用・共同研究プログラムに供される予定です。
また、式典に先立って行われたシンポジウムでは、梅村雅之副施設長のあいさつに続き、筑波大学計算科学研究センター・副センター長 朴泰祐教授、理化学研 究所計算科学研究機構・フラッグシップ2020プロジェクトリーダー 石川裕氏、東京大学情報基盤センター 塙敏博准教授の講演が行われました。