ホーム >第2回JCAHPCセミナー

第2回JCAHPCセミナー

JCAHPCが本年12月より運用開始予定の Oakforest-PACS (OFP)システム、なら びに東京大学情報基盤センターで運用中の Reedbush システムには、ファイル I/O を高速化するため、ファイルキャッシュシステム(バーストバッファ)が 導入されています。

本システムの能力を最大限に発揮するため、システムの仕組み、高速化するファ イルI/Oのアクセスパターン、ならびに使い方について DDN 社のエンジニアを お招きしてご講演いただきます。

日頃、ご自分のアプリケーションにおいて、I/O 処理がボトルネックになって いるとお感じのユーザの方々、Reedbush, OFP システムにおいて、ファイルシ ステムキャッシュをぜひ使ってみたいと考えていらっしゃるユーザの方々には、 特に受講をお勧めいたします。

本セミナーは東京大学本郷キャンパスで開催されますが、同柏キャンパス、筑 波大学計算科学センターにも配信致しますので、お近くの会場にお越し下さい。


開催概要

日時:2016年11月2日(水) 13:00-16:00

会場(東京会場):東京大学情報基盤センター(浅野) 4階 413遠隔会議室 (主会場)
   http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_13_01_j.html

遠隔配信(柏会場):東京大学柏キャンパス第2総合研究棟 3階 315会議室
   http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam03_10_01_j.html

遠隔配信(つくば会場):筑波大学計算科学研究センター ワークショップ室
   http://www.tsukuba.ac.jp/access/gmap/gmap.php?i=116030

プログラム

13:00-13:30ファイルシステムキャッシュ概要
13:30-14:30 Reedbush/OFP ファイルシステムキャッシュ構成説明、使い方、差違など
14:45-15:45Reedbush性能評価報告、アプリケーションIO高速化のヒントご紹介

JCAHPCについて

2013年3月,筑波大学と東京大学で締結された「計算科学・工学及びその推進のための計算機科学・工学の発展に資するための連携・協力推進に関する協定」に基づき,筑波大学計算科学研究センターと東京大学情報基盤センターは,「最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC: Joint Center for Advanced High Performance Computing)」を設置しました。JCAHPCは東大情報基盤センタースーパーコンピュータシステム柏拠点(東大柏キャンパス)に両機関の教職員が中心となり設計するスーパーコンピュータシステムを設置し,最先端の大規模高性能計算基盤を構築・運営するための組織です。既にアナウンスされているように,JCAHPCでは本年12月1日よりOakforest-PACSシステム(OFP)の運用を開始します。OFPはIntel Xeon Phi 7250(Knights Landing, KNL)を8,208ノードを搭載し,ピーク性能は25 PFLOPS,運用開始時点で国内最大・最速のシステムとなるものと考えられます。

両センターは本施設を連携・協力して運営することにより,最先端の計算科学を推進し,我が国の学術及び科学技術の振興に寄与していく所存です。 その一環として,国内外の研究者による「JCAHPCセミナー」を開催していく予定です。

最先端共同HPC基盤施設のトップページに戻る